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4月12日の練習報告

【今日のストレッチポイント】

左右の鎖骨に指先を置き、そのまま指が離れないように両肘を左右に開く。

  • その時、鎖骨のへこみが平らにならないようにするには?
    →猫背にならないよう背筋を伸ばし、首を引いて肩甲骨を上げる。
  • そのための下半身は?
    →両足でしっかり踏んで、膝を伸ばす。
     お尻の穴を締めて、太ももの裏の筋肉を使って骨盤を締める。

踵を壁に付けて立った時、肩ではなく肩甲骨が付くようにする。

その立ち方が理想。家でもやってみましょう~!

 

【今日の発声ポイント】

  • 出だしの最初の1音目をしっかり出す。
  • 口角上げて笑顔。目を見開いての奥を開けて、眉毛を上げる。
  • いい匂いを嗅いだ時の感じ。
  • 「あ」は、ため息のように息と共に前方に吐き出すのではなく、
    驚いた時のように息を吸った先の奥から出す。

 

【キリエ】

  • 音が出るところが始まりではなく、休符が次の始まり。
    休符で次の準備をする。
  • 休符でも身体は同じ状態を保つ。休符は音が無くなるだけ。
    新たに取り直さない。
  • 積極的に休符を感じる。
    伸ばした音は、出した時と同じ位置を最後までキープ。
  • 響きは上で。
    「キリエ」の「リ・エ」が下がらないように。
  • 暗くならないように。
  • 23小節→アルト
    「ソーン」で伸ばした後の休符をしっかり感じる。
    次の「キリエ」は遅れない。口の中と身体は伸ばした時と同じ状態で。
  • 26小節~33小節→各パートの重なる部分・休符と伸ばしている音の部分
    お互いのパートをしっかり聞いて、掛け合いを感じて楽しむ。

 

【みえない手紙】

  1. 1小節「どこに」の「ど・こ」
    ・口の中の奥で取る(発声でやった「あ」の位置のまま唇を尖らせて口を縦にする)。
    ・「に」を強く押さない。口の中はずっと同じ位置を保つ(下げない)。
    ・3小節・44小節「おげんき」の「お」、13小節「ときどき」の「と・     ど」も同じ。
  2. 5小節「せすじ」→クレッシェンドをしっかり。
  3. 7小節「あるいてますか」→前に進んで行く。
  4. 17小節「ちょっと」の「っ」
    ・口の中は開けたまま、息を止めない。
    ・「と」を大きくしない。
  5. 23小節「おげんきですか」→メゾフォルテのまま入る。
  6. 29小節~30小節「きっかけを~」→読むように。
  7. 33小節~36小節「あのひ~」のメゾ・アルト→4小節つなげる。
  8. 41小節ソプラノ「どこに~」→少し強めに出してOK。
  9. 46小節「なんとか」の「ん」
    口を締めない。口の中の天井を高く。「か」の口の中も同じ状態。
  10. 47小節「やっています」の「やっ」
    ・前に押し付けない。「ヤッホー!」のイメージ。
    ・「す」も下に落とさない。口の中はそのままの位置を保つ。
  11. 50小節「ふっと」の「っ」
    口の中は開けたままで息を止めない。響きがなくならないように。
  12. 57小節「しらぬまに」の「し」
    最初の休符を感じて、前に吐き出さず息を吸い込んだ時の位置で出す。
  13. 79小節「みえない」の「み」→目の奥を開けて。
  14. 85小節~86小節「みえない」の「い」
    下に押し付けない。ソプラノ・メゾの掛け合いを感じる。
  15. 86小節メゾ「てがみを」の「を」・90小節メゾ「いますか」の「か」
    強く押し付けないで、次の音につなげて行く。
  16. 全体を通して 
  • 歌詞を感じて、読むように歌いましょう。 
  • 強弱をしっかり確認しましょう。
  • 低い音になると下がって暗くなりやすいので、常に口の中の奥は開けたままの状態でいることを意識しましょう。
  • 長く伸ばしている時も、口の中が狭くならないように注意しましょう。
    常に口の中の天井は高いままで。
    休符の次の音の口の中は、休符の前の口の中の状態と同じ。
  • 語尾や助詞を強く押し付けないようにしましょう。

 

次回は鵠沼公民館の創作実習室から、学習室②に変更になりました。